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2006年1月8日

遅ればせながら、謹賀新年です

明けましておめでとうございます。新年のご挨拶が遅れましてすみません。
昨年末から厳しい寒さが続いていて、想像を絶する大雪の被害に見舞われた地方もあるなど、荒れ模様の新年となりましたが、皆さまの地方はいかがでしょうか?
ニュースでご存知かと思いますが、私の故郷の下関では、駅舎が放火で全焼する事件がありました。
74歳の老人に、むしゃくしゃするという理由で火を放たれて、63年の歴史ある建造物があっという間に焼失したわけで、なんとも切なく遣り切れない気持ちです。
思えば、1月2日に市内で友人に会った後、下関駅から電車に乗った時が最後の見納めでした。レトロな駅舎には、子供の頃からの悲喜こもごもの思い出が残っていたし、帰郷すればいつも変わらぬ風景が待っていると思っていたので、とても寂しいです。新しい駅舎はどうなるんだろう?
念頭の日記にはそぐわない話題でしたが、これから頑張って仕事に励みたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2005年12月25日

メリー・クリスマス

大分長いことご無沙汰しまして申し訳ありません。
年の瀬も押し詰まり、皆さんお忙しくお過ごしの事と思います。私もまだ仕事が…。
今日のクリスマス、近来になく厳冬で、文字通り銀世界の中で迎えられた方も多いと思いますが、
くれぐれも寒さに気をつけてくださいね。風邪だけではなく腰痛にも注意。私、やりました(泣)。

今月の4日のサイン会には、沢山の方々にお会いできて、とても嬉しかったです。
遠くは北海道や四国、関西地方から来てくださった方もあり、本当に有難うございました。
ここでお礼を申し上げるのが遅くなってしまいまして、どうもすみませんでした。
サイン会では、ほとんどツーショット撮影会の趣になりましたが、後日HP制作者が現場写真を撮りに行くべきだったと、残念がっていました。今後、何かイベントのある時は、ちゃんと写真を撮ってHPに掲載しようと話合っています。遅ればせながら、これからにご期待ください。

今年はBS番組に始まり、エッセイ集の出版や画集の復刻、そしてサイン会など、振り返ってみるとめったにない事ばかりが満載の、思い出の多い一年間になりました。これも皆さまのご支援があればこそなし得た事と、心から感謝しています。どうも有難うございました。
来年は物静かに本業に専念して、楽しい作品を描くように頑張ろうと思います。まだ予定は未定の部分がかなりありますが、来年もどうぞよろしくお願いします。

話はガラッと変わって、有馬記念でディープインパクトが二着になった結果について、競馬通のアシスタントが、まだ三歳なんですよ、高校生なんですよ、期待をかけすぎなんですよ、と激しく同情。高校生が古馬軍団に健闘した事を褒むべしと。私は引退試合を飾れなかった名馬ゼンノロブロイが残念。因みに古馬というのは四歳以上の競走馬のことだそうで、競馬用語って面白い。あ、私は精悍で美しい馬を見るのが好きなだけです。


2005年11月21日

サイン会&原画展のお知らせ

画集「PLUS ULTRA」復刊を記念して、サイン会と原画展をジュンク堂書店 池袋本店で開催。

■サイン会について
サイン会については12月4日の午後3時〜午後4時の1時間を予定しています。

※ジュンク堂書店 池袋本店にて、画集「PLUS ULTRA」お買い上げの先着100名様に
整理券を配布いたします。
※店頭およびお電話での事前予約を承ります。
※整理券は予定枚数に達し次第終了となります。また、当日は先着順でお並びいただきます


■原画展について
原画展では新たに追加された15枚の原画を展示予定しています。

開催期間:12月1日〜12月31日
場所:池袋ジュンク堂書店 地下1階のコミック売り場

<問い合わせ先>
ジュンク堂書店 池袋本店
東京都豊島区南池袋2-15-5 TEL03-5956-6111

ジュンク堂書店のHPはこちら 

2005年11月21日

原画展のお知らせ

画集「PLUS ULTRA」復刊を記念して、12月1日から1ヵ月間原画展を開催いたします。新たに追加された15枚の原画を展示予定。

1)開催期間:12月1日〜12月31日
2)場所:池袋ジュンク堂書店 地下1階のコミック売り場

ジュンク堂書店 池袋本店
〒171-0022 東京都南池袋2-15-5 
【電話】03-5956-6111


2005年10月29日

怒涛の10月でした。

先月の仕事が終わった時に、10月は締め切りが少し早まるし、漫画大賞の審査で時間を取られるので、早めに進行しましょうと、担当氏と話し合っていたのですが。
今月に入って、秋田書店で突然の人事異動が行なわれて、その担当氏があれよあれよという間に、少年誌に移ってしまいました。連載途中での担当の交替は作家にとっては大ストレスで、しかも3年半の間、とても順調に仕事ができた相手だけに大痛打。まあ、会社ってそんなものですが…。
入替わりに少年誌から来た新担当氏は、エロイカの一巻から勉強するとかでまだ未知数。こちらも一から出直しなので、お互いに辛いものがありますが、世界観が共有できればと思います。
編集長には、入社以来プリンセスにいた女性が戻ってきて就任。サッチャーになるかメルケルになるか、ともかく秋田書店で初の女性編集長ということなので、大いに頑張っていただきたいと思います。
環境が変化しようが動揺しようが、締め切りは待ってくれないので、粛々と目の前の仕事に集中して無事に原稿を完成。先月から昼型の仕事に切り替えたおかげで難関を乗り越えられたようです。
健康的なサイクルと近所に出来た巨大スーパーで食生活も充実したアシさんたちは、少し増量して帰りました(笑)。来月は、アシさんたちと近所の世田谷美術館へ出かける余裕がもてる仕事にしたいものです。

仕事の直後にブッキングの画集の校正。よくなかった初校の次の再校も色味が悪くて、来週三校が出る予定。カラーは製版者の技術次第で良し悪しが決まる、ある種の運だめし。結局時間切れで妥協の産物になるのは哀しいので、現場の煩雑さも考慮した上で発売日を決めて欲しいと思うのですが、そうはしないのが会社というもので、板ばさみの担当編集者さん、お気の毒ですが頑張ってくださいませ。完成の暁には原画展とサイン会も予定されているので、読者のみなさん、もう少し待っていてくださいね。

白泉社の「修道士ファルコ」の文庫版は先日責了。来月の発売を待つだけです。巻末には益田朋幸先生がアトス山の修道院に滞在中に、面白くてためになる解説を書いて下さいました。どうも有難うございます。

忙しさと緊張から解放されたせいか8時間も寝てしまい、今日は起きたら目が回って脳みそが浮遊している感じでしゃっきりしない。寝すぎはよくないですね。私は6時間が適正の体質のようです。