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日記

2003/12

2003年12月22日

大阪へ行ってきました。

昨日、大阪歴史博物館の「トルコ展」の関連行事で、
浅野和生先生の「ゲミレル島遺跡の発掘調査」の記念講演があったので、
友人と二人で大阪まで新幹線で見学に行きました。
前の日記で書いた「パネル展」は、博物館とNHKの間にあるアトリウム(入場無料)で、
ちょっと目立たないけど、伯爵のパネルも見てきました。
発掘現場の記録ビデオと、遺跡の三次元CG(誰でも操作できる)が面白かったです。
「パネル展」は27日まで。興味のある方はご覧下さい。
「トルコ展」では、やはりトプカプの宝剣に目を奪われました。アクリル板に入って、
前後左右丸ごと見られます。光り物に惹かれるのは人間の本能かも。眼福でした。
学芸員の岡村さんに常設展示室も案内していただきましたが、これが結構面白い。
大阪には縁のない私でも、難波宮の大極殿を復元した巨大建造物に圧倒されるなど、
視覚的にも楽しく興味を持って大阪の歴史が学べるように工夫されています。
大阪歴史博物館は2年前に完成したそうですが、近隣の方は一度ぜひどうぞ。
って、別に回し者ではないですが、大阪に無知な私は大いに感銘したので。

普段になく早起きして新幹線でのとんぼ返りで、今日は少し疲労ぎみ。
日帰り出張のおとうさん達は大変だなあと、しみじみ思った事でした。

2003年12月15日

今年の仕事が一段落。

先週、次号の「ウフ」の原稿を渡して、これで年内の仕事が一応終わったところです。
文字通り「エロイカより愛をこめての創り方」の企業秘密満載です。どうぞお楽しみに。
今月号の「ウフ」は、丁度「エロイカ」トルコ編の最終回の制作時期とぶつかり、
本業優先という事で、勝手ながらお休みを頂戴しました。
私の代わりに、以前「ウフ」でご紹介したドイツ軍広報誌
「イプシロン」の記事と、その後のドイツでの反響などを、ライターの岡本千晶さんに、特に書いていただきました。
私自身、とても興味深く拝読したので、読者の方にも面白い読み物になると思います。

その岡本さんに、先週初めてお会いしました。
真面目で謙虚な方ながら、博識で興味深いお話を沢山伺えて、とても楽しかったです。
人間の脳みそを手に持った体験を楚々と語るなど、淡々とした肝の太さが魅力的。
長年ドイツ企業に勤める友人から、ドイツ人と付き合うには真面目さと図太い神経が
必要不可欠と聞き、あらためて感心した事でした。

12月20日から大阪歴史博物館で始まる「トルコ展」で、ゲミレル島の発掘調査の
パネル展示がありますが、その中に伯爵がモザイクを掘るシーンが一枚紹介されます。
関西の方は、トプカプの宝剣のついでにでもご覧下さいね。

CATVのBBCニュースで「SADDAM CAPTURE」を流しっぱなし。
家畜小屋の隅の穴の中で捕獲された独裁者。イラクの今後はどうなるのか、
BBCの日本語同時通訳を、ずっと続けて欲しい。(私はCNNよりBBCを見る)