青池保子公式サイト LAND HAUS トップページ > 日記

日記

2008/03

2008年3月30日

駆け込み書き込み(笑)です。

気がつけば、もう3月も終わり。ずいぶん間が空いてしまってすみません。駆け込み書き込みなんて早口言葉のようですが、締め切り間際の漫画家のように(笑)月が変わらないうちに、今月の出来事などをまとめて書いておきますね。

NEWSにも書きましたが、講談社の「猫本」に修道院の話が掲載されます。12ページの短編ながら、描いている内に大作並みの描き込みになってしまいました。半分の大きさに縮小されるのに。この本はペット漫画本ではなくて漫画好きの読者を想定しています。モーニングとアフタヌーンの共同編集ということで、その筋の個性派作家が満載です。楽しみにお待ちくださいね。

理論社ミステリーYA!シリーズという中高生向きの小説単行本で、大原まり子さんの作品の表紙と挿絵を描くことになりました。日本が舞台のユーモアのあるライトなオカルト+怪盗ものです。
打ち合わせで大原さんとマネージメントの深澤真紀さんにお会いしました。お二人とも古くからのファンだそうで、特に深澤さんの○女子ぶりには圧倒されっぱなし。冷や汗かきながらも、とても楽しかったです。大原さんがまだ執筆中なので、発行予定が決まったらお知らせしますね。

季刊雑誌「ROCKS」(4月創刊予定)の企画で、中井美穂さんが担当するページからお呼びがかかったので、漫画の話をあれこれと対談をしました。中井さんも古くからのファンで、ここでも圧倒されまくり(笑)。本質を突いた鋭い発言が気持ちよくて、相当な「漫画読み」だなと感服しました。同行の担当S君は中井さんの美しさに眼福してました(笑)。こちらの方も、発売予定など詳しく分かりましたらお知らせします。

下関市立美術館の展覧会は、夏休みシーズンのの7月〜8月の三週間の予定です。7月20日頃には水野英子先生、文月今日子さんとの3人のトークショーが予定されています。正式の日程が決まりましたらお知らせしますのでお待ちくださいね。

仕事とは全然関係ないですが、携帯電話を4年ぶりに最新機種に替えました。ずっとPだったのを、デザインが気に入らなくてSHにしたら、いろいろ使い勝手が違うので慣れるまで一苦労。少佐とペドロ王の生原稿を写真に撮って待ち受け画面にするなどして(遊んでますね)、やっと愛が芽生えたところです。機能が多すぎて絶対に使いこなせないと思うけど、まだ○くらくホンを使うにはおばさんにも若干の抵抗があるのですよ(笑)。

6月発売のプリンセスGOLD7+8月号に「アルカサル」の外伝の二弾目が80ページあるので、悶々と脳みそをしぼっているところです。コンスタンシアの話では、歴史を忠実に追っていったので(あれでもかなり軟らかくしたつもりでしたが)、今回は史実から離れた冒険活劇風に創作しようかな、などと思いを巡らしています。私の大好きな中世ジャンルを、この外伝という形に引き込むたくらみもあったりするので、なんでもありでいいかなと。第二弾はドン・ペドロが元気な頃の話になります。ページが多いので、覚悟しておかねば…。