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日記

2011/01

2011年1月28日

この寒いのに…


友人Hさんが突然「ちょっと行ってきます」とメールをくれて、ベルギーに出掛けました。
彼女のボスがドイツ本社に帰国するので、その合間を利用した一週間ほどの息抜き旅行。
ヨーロッパの古いものを巡り歩くのが大好きなHさんは、辺鄙な場所へもどんどん一人で行ってしまいます。
写真は、昨日彼女から写メールで届いた、古都トゥルネーのロマネスク・ゴシックの大聖堂(世界遺産)。
ヨーロッパの寒波は収まって普通の冬になっているそうですが、それでも0度。よく旅行ができるなあ…。
現在進行中の「エロイカ」の原稿では、今が寒波の真っ最中。飛行機が欠航したりの大騒動です(笑)。
でも、今回のシリーズ、初めからずうっと冬なんですよね。去年の酷暑の夏にも冬服を描いていたし。
今やっと季節に追いついたというか、実感を持って描けるので、ちょっと嬉しい気分。寒いのは嫌だけど。

2011年1月20日

不機嫌なウサギ達

1月も20日過ぎたというのに、今更ですが年賀状の話です。
アシさんSの得意技は動物の絵。漫画の中に馬や犬や猫を生き生きと描いてくれる人です。
彼女からは毎年手描きの干支の年賀状をもらいますが、今年はなぜか不機嫌そうに睨むウサギが4羽。
私に恨みでもあるのか?と、仕事場でその年賀状を見せてからかったら、本人もしばし眺めて、おもむろにミスノンとペンで修正して、これで可愛くなりましたか?
年賀状を修正してもらったのは初めてなんで、その場に居たアシさんYと大笑い。
Sさん曰く、クレームがついたから描き直した、ってあなた、原稿じゃないんだから(笑)。
どうやら彼女はウサギには、他の動物ほど愛情を感じていないらしい。何十羽も描いて疲れてもいたらしい。
絵は正直です。上手に見えても愛のない絵は一目で分かるという、ベタで怖いお話でした(笑)。

2011年1月15日

STUDIO54の初日

一昨日、前半の原稿作成を終えてアシスタントさん達が帰りました。
一段落ついたところで、昨日は青年館大ホールへ、久しぶりにヅカ友Uさんと宝塚観劇に行きました。
斎藤吉正先生の月組公演です。斎藤先生とは去年の夏の「TRAFALGAR」以来のご対面ですが、
実はメル友だったりするので(笑)、久しぶりって感じがしないのが可笑しかったです。
舞台は1970年代のニューヨーク、笑いと涙がいっぱいの元気で楽しいミュージカル作品です。
霧矢大夢さんの存在感、蒼乃夕妃さんの凛々しさ、おばさんキラー(笑)の明日海りおさんの
かっこよさ、舞台上の全員がそれぞれキャラが立っていて、観ていて実に気持ちが良かったです。
東京では、わずか一週間の公演なのがもったいないくらい。
1月21日(金)までなので、興味のある方はぜひどうぞ。本当に楽しいですよ。

これからカラー表紙と次のネームの仕事ですが、ヅカ友Uさんと斎藤先生にも日記をこまめに書けと
言われてしまったので、奮励努力で頑張りまっす(笑)。

2011年1月13日

まだ仕事中ですが

昨日は仕事場へ向かう前に、駅ビルの喫茶店に直行。
まずは、秋田書店の新任の編集局長さんとGOLD誌のY編集長とY担当氏との、新年のご挨拶がありました。
新局長さんは、ずっと男性誌を手がけて来られて、高橋ヒロシさんを育てた方だそうです。
奥様が私のファンだと言われて大恐縮。少女誌も元気になるように、よろしくお願いいたします。
今年は「エロイカ」が生まれて35年目なので(げげっ、忘れてた)、編集長には何か記念の腹案が
あるそうですが、実現すると嬉しいですね。
その後、朝日新聞の夕刊映画コラム「私のグッとムービー」の取材がありました。
月末までにカラーイラストを描いて、掲載日は2月18日(金)の予定です。
何の映画を取り上げたかは、見てのお楽しみ。でも、ああ、やっぱりコレ、になるかも(笑)。

2011年1月7日

今年の仕事初めです

東京に戻ってきて、去年の仕事の続きが始まりました。
帰省中の留守宅に届いた年賀状を読むのが、遅ればせのお正月の楽しみですが、
意外な人がこのサイトを見てくれていて、こまめに日記を更新していてよろしい、みたいな、
油断できないというか(笑)、皆様に楽しみにしてもらえるように、これからも奮励努力いたします。
去年はちょっと左手首を捻挫して、キーが打てなかった時期があったのですが、
筆不精してすみませんでした。右手は大丈夫です。
寒い寒いと、毎日震え上がっていた下関のお正月でしたが、東京も晴天ながら冷気に凍えそうです。
これからは毛糸のパンツやホカロンなどの防寒装備も怠りなく、気合を入れて仕事場通いの毎日。
という訳で、今年も面白い作品を描いていきたいと思います。