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日記

2011/02

2011年2月17日

私のグッとムービー

明日18日(金)の朝日新聞夕刊のエンタ面に、カットつき記事が載りますので、ご購読の方はご覧になってくださいね。
今週はゲリラ雪に急襲されたり、暖かくなったと思ったらまた冷え込んだりの日替わり天候。
髪を切ると風邪をひきそうで美容院にも行けず、みっともないままで過ごしています。早く春になるといいですね。
先週の日曜日は、久しぶりに友人Hさんとお食事会。ヨーロッパ旅行の最新情報も楽しかったですが、話題はTVの「大聖堂」に集中。
結局、主人公は大聖堂そのものであり、建設の過程だけ見守ろうと言う結論になったのでした(笑)。
週明けには編集さんと次回の打ち合わせ。4月の発売号ですが作中の寒波はまだ続行中。
編集さんの希望で、どうやら夏まで続きそう。とにかく頑張りますので、楽しく読んでくださいね。

2011年2月13日

大聖堂もの

いつかは映像化されると思っていたケン・フォレットの「大聖堂」。NHK-BShiで放映中ですね。
約20年前に読んだ原作では、えげつない描写が多くて辟易とした記憶しかなくて、物語はほとんど忘れていました。
凝り性のリドリー&トニー・スコット兄弟の製作ということで、12世紀イングランド中世の寒々しさや猥雑な雰囲気はさすが。
でも俳優が…。とくに女性陣にがっかり。王位を争うモード姫がこれ?憧れの伯爵令嬢がこれ?つまらん。
貧乏くさい中世に美しくもないヒロインでは、見続ける楽しみがないですよ。一応録画はしているけど。
ケーブルTVの「TUDORS」でも、ヘンリー8世は似ても似つかぬ色男なのに、6人の妻は手抜きもいいとこ。
所詮エロエロ役なんで、安っぽいねーちゃんでOKなのか。歴史好きには寂しいですねえ。
「大聖堂」の今後には、聖堂建設の現場の詳細な描写を望むばかり。渦巻く陰謀も恋愛沙汰も、もういいから(笑)。

聖堂ものでは、昨年「海のカテドラル」という、14世紀のバルセロナが舞台の小説を読みました。
逃亡農民の息子がバルセロナでのし上がっていく一代記なので、アラゴン王ペドロ4世(カタルーニャ王としてペラ3世)
が狡賢く登場するし、少しだけカスティーリャ王ペドロ1世のバルセロナ攻略も物語に関わってきます。
ジェットコースターのような展開で読みやすく、ご都合主義は多々あっても、読後感は良かったです。
カタルーニャ人名が、やや馴染みにくいですが、中世スペインが好きな方はどうぞ。文庫で2巻です。

2011年2月11日

東京にも雪が

2月に入って節分の後ぐらいまでは暖かかったのに、またまた厳冬がしつこく盛り返してきましたね。
今日の寒さは一体なにごとでしょう。皆様、雪害や風邪引きにはくれぐれもお気をつけてくださいね。
これが仕事場通いの最中だったら辛かったですが、幸い原稿はとっくにアップして、雑誌も出来たところで、ああよかった。
16日の雑誌発売日も寒かったら、寒波真っ最中の「エロイカ」がリアルに楽しめますが、それも嫌ですねえ(笑)。
今回、描いていて可笑しかったのは伯爵とA君。どんな風にかは読んでのお楽しみ。A君ちょっと可哀想かも。
来週早々には、もう次の打ち合わせ。それまでに雑事を片付けたり、溜まった本を読んだりしています。
数独も結構好きですが、没頭しすぎて時間が消えるのが困る。中級から上級は目指さない方が安全かも。
暇な時にも、四角い枠の中を埋め尽くすのが好きなのかなあ、と自分で呆れています(笑)。