青池保子公式サイト LAND HAUS トップページ > 日記

日記

2011/04

2011年4月27日

携帯待受けチャリティのお知らせです

秋田書店の全雑誌で、東日本大震災義援金の携帯待受け画面のチャリティ配信を、4月15日から行っています。
私も少佐と伯爵を描いて一昨日編集に渡したところです。この絵は5月5日(木)からの配信になります。
たまたま今月号の「エロイカ」の次のページに、秋田書店の携帯サイトのQRコードが出ています。ぜひアクセスしてみて
くださいね。「少年チャンピオン」から「秋田文庫」まで、もうすでに沢山の先生方の描き下ろしの絵が掲載中です。
ダウンロード1回分の費用315円が義援金になりますので、どうぞご協力をよろしくお願いいたします。

先日、スペインのサンタクララ尼僧院の尼さん達から、お見舞いのメールをいただきました。
とても尼さんらしい言葉ですが、被災された読者の方々にもお届けしたくて、少しご紹介します。(訳文は友人Hさん)
「日本で起こった津波の被害の知らせを聞いて、とても心配しています。自然が私達に与えたこの困難で厳しい時に、
主があなた方をお助けくださいますように。万能の主が人々の苦しみを和らげてくださいますように。
あなた方のことに思いを馳せ、ご無事にお過ごしになりますように毎日祈っております。
テネリフェの姉妹より友情をこめて。シスター・マリア・ルス・プリエート」
「不幸にも被害にあわれた方々のためには、祈る事しかできませんが、すべての人々のために祈り続けます。心からの友情をこめて。アストゥディージョ、サンタクララ尼僧院 シスター・マリア・アヴェリーナ」

2011年4月11日

あの日から一ヶ月

東日本大震災から一ヶ月たちました。
尊い命を失われた多くの方々に、謹んで哀悼の意を捧げます。
今もなお不自由な生活に耐えていらっしゃる皆さまに、心からお見舞い申し上げます。
復興のために困難な作業に従事されている方々に、敬意と共に心身のご健康をお祈りしております。

こちらも自粛していた訳ではありませんが、日記を書く余裕が全くなくて、一ヶ月間空いてしまいました。
先月の東電原発事故で、節電につとめてエアコンを切って寒い中で仕事をしていたら、風邪をひいて絶不調になり、
あろうことか、予定よりページ数を減らしてもらう羽目に陥ってしまいました。軟弱者で申し訳ありません!
そのため、少し駆け足のストーリー展開にはなりましたが、きっちり描きましたので、どうかお許し下さいませ。
今月号には「ドラッヘンの騎士」の別冊付録がつきます。未読の方も既読の方も、楽しんで下されば嬉しいです。
(付録の巻末にインタビュー記事を入れる予定だったのですが、震災後の交通機関の混乱で、編集者が来られなくなり、
残念ながら入りませんでした。その後、計画停電などもあって予定が未定の状態でした。)
東京は節電モードで街が暗くなりました。当初は戸惑いましたが、昔はこんな暗さだったようなと、つい懐かしい気分に。
夜が夜らしく暗いのは当たり前で、今までが無駄に明るすぎたのではないかと思ったことでした。

そして、やっと春らしい季節になった今日。現金な野鳥たちが寄り付かなくなったベランダを掃除しました。
桜吹雪が舞い落ちるベランダで、彼らが撒き散らしたフンをタワシでごしごし擦り取って水で流して、
ついでに窓ガラスもピカピカに磨いて、すがすがしい春の夕暮れを味わっていた時に、またしてもユラユラっ。
今日はやたらと余震が多かったです。被災地の方々のご心痛はいかばかりかと、お気の毒でなりません。
少しでも安心ができるように、一日も早く余震が収束してほしいですね。