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日記

2004/12

2004年12月1日

もう12月ですね

プリンセス新年号の「エロイカ」番外編の読み切りを描き終えて、やっと一段落ついたところです。
50ページをぶっ通しで描いて疲労困憊。日記を書く余裕もなかったので、間が空きましてすみません。
昨日、担当Y氏から出来上がった雑誌と刷り出しをもらって見たら、印刷の状態が全体的に薄くかすれて仕上がっていたのでショック。あんなにガシガシ描いたのに、まるで手抜きしたような白い画面(泣)。
少佐の顔が薄ぼんやりなのも、フキダシの線が消えたのも印刷過程が原因、と名誉のために言っておこう。
さて、今回の読みきりは少佐の出まくり編。アウトドア・スタイルが良く似合う新鮮な感じの少佐です。
クリスマスらしいローカルな心温まる物語にしてみました。どうぞお楽しみに。
創刊30周年記念のこの号では、過去に制作された「エロイカ」グッズのプレゼント企画もあります。バインダーやノートやカンペン、レターセットなど懐かしい物ばかり。興味のある方はぜひご応募くださいね。

12月は単行本をまとめる仕事が二件。「エロイカ」の31巻(オール番外編という珍しい巻になります)と、「ウフ」のエッセイ本。発売予定日が来年の2月16日と17日のほぼ同時期発売なので作業もバッティング。
ゴールドのカラー・イラストもあるし、次の連載の構想を練ってネームを作る仕事も控えているし、漫画の仕事がお休みでも、何やら師走らしい忙しさになりそうです。

足指の骨折は、仕事場に通う間に回復しつつあります。きちんとした靴はまだ履けないので、スニーカーや楽なブーツで歩いてます。いろいろな方にご心配をおかけしました。お見舞いをありがとうございました。
これでまた怪我をしたらバカなんで、何事にも油断大敵と肝に銘じましたです。