青池保子公式サイト LAND HAUS トップページ > 日記 > 悲しき老眼

日記EDIT

日記

2012年10月7日

悲しき老眼

「メモリアルブック」が発売以来、ゲストブックに沢山のご感想をお寄せ下さって、ありがとうございます。
おかげ様で、発売二週間後に重版になりました。これも皆様のご支援の賜物と感激しています。
掲載時そのままのカラーページや記事には、オールド・ファンには往時を思い出して懐かしく、
若い読者には新鮮に感じられたと思います。
同世代の作家の友人からも、自分達が若くて元気で死ぬほど忙しくて、一番幸せだった時代の雰囲気が、
この本から伝わってくると、喜ばれました。
限られた予算の中で、夏休みも返上してカラーページをスキャンして、目いっぱい盛り込んでくれた編集者の熱意と
ご苦労には、心から感謝するばかりです。素敵な本を作ってくれて本当にありがとう。Y山さん。S藤君。編プロの皆さん。
いろいろな記事を詰め込みすぎて、文字が小さくなった部分は申し訳ありません。
付録に虫メガネを付けようかという説もありましたが、予算の都合で…(汗)。次の機会には必ず配慮します
ので、どうぞお許しください。
老眼読者の方々には、必需品の虫メガネや天眼鏡で、お楽しみ下さいますようにお願いいたします。

老眼といえば、最近急に眼鏡が合わなくなって、眼科で検査したら、なんと二段階も進んでいて大ショック。
60歳過ぎると老眼が止まるといわれますが、個人差があるようで、私は遠視がひどくなったんですね。
眼鏡店で作った新しい老眼鏡は、悲しくなるほど虫メガネっぽい。これで何年かは大丈夫ですよ、
と言われても立ち直れない(泣)。
若い頃に視力が良かったツケが回ってきたというか、「メモリアルブック」の大量のカラーページは、
全部裸眼で描いていたんだと、文字通り遠い目をして切なく思いつつ、
来年の掲載に向けて「修道士ファルコ」のネーム作業に取り掛かっているところです。
目が疲れてきたので、続きはまた、日を改めて書きますね。