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日記

2010年2月22日

日数の少ない2月は損した気分

遅ればせながら、バレンタインデーにはチョコレートやお菓子を頂戴しまして、ありがとうございました。ホワイトデーにはお礼をと思っていますので、どうぞよろしく。(私信)
前の仕事の後、自宅マンションの温水器が老朽化して漏水事故をおこし、新しいのとの取替え工事でどたばたしたり、税金の申告があったり、あれやこれやであっという間に時間が過ぎて、気がつくともう次の仕事に突入です。2月は駆け足で去っていきますね。締切がなくてよかった。
次回の「エロイカ」はイタリアからドイツへ舞台が移ります。マルタからトリエステまでこまめに動いたので、ドイツでは少し余裕を持たせる予定。伯爵は毎回めまぐるしく変装していますが、少佐はずっと同じ服装(笑)。たまには着替えて部長と漫才をやらせようかと企んでいますが、さて…?
ところで、資料を探してネットを彷徨っていたら、ふとyoutubeで気になる映画の予告編を見てしまいました。日本未公開の2006年スペイン制作の「Los Borgia」。へえ、ボルジア映画をスペインで作っていたとは知らなかった。どうやら父ロドリーゴとしっかり者の長男チェーザレを中心に、二人のあほ弟と美人妹やらのボルジア一族の興亡を描いた、ルネッサンス版ゴッドファーザーのような構成らしい。140分の長尺。教皇庁のドンの仁義なき戦いとは、ぴったりではないかと予告編だけで面白がっていますが、肝心のセサル・ボルヒア(スペイン映画だから)が短髪の体育会系のいなか顔のにーちゃんで、(せめてバンデラス級の顔がほしかったな)スキンヘッドの中年マッチョがミケロット(笑)。お耽美好きな日本女子は泣きそうだけど(笑)、明快な図式化が分かりやすくて清清しい。監督も俳優もまったく馴染みのない人たちだし、スペインの歴史映画は妙に画面が暗くて意識が飛びそうになりますが、怖いもの見たさで、そのうちTSUTAYAの新作コーナーに並ぶのを待っていようと思います。