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日記

2003年5月4日

フランスの中世史雑誌

ノルマンディー旅行をしてきた友人Hさんから、
月刊と隔月刊の中世雑誌を、お土産にもらいました。
日本の歴史雑誌というと、活字だらけの地味なおやじ専用のイメージが強いですが、
これは、A5判サイズ中綴じオールカラー図版満載の、目にも楽しい豪華さで、これで5ユーロとはお値打ち品♪
内容も真面目でコアな記事ばかりらしいし(フランス語は分からんが)、通販広告にはなんと、
実用的な中世のテントや攻城機のモデルキットなどが載っている!この真面目な遊び心はなにっ。
何百年も前の建造物が、現役で日常的に使用されている
ヨーロッパでは、歴史が身近に溶け込んでいるんですね。
町民参加の中世祭りも各地で行われているらしいし、
騎馬戦よりも、手作り衣装の中世農民祭りが面白そう。
日本でも「信貴山縁起絵巻物」ごっこでもしないかなあ。
石の文化と木と紙の文化では歴史観も違うのでしょうね。
このへんの考察は暇になってからする事にして、
今はうんうん唸ってネーム中です。