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日記

2005年9月10日

ご無沙汰してすみません

久しぶりの日記がこんな話題で始まるのもナンですが、明日は投票日ですね。
選挙権が郷里にある身としては、めったに投票に行くことはなかったのですが、今回は真面目に期日前投票をしてきました。劇場型選挙に乗せられたというより、露骨な大衆迎合的手法に辟易としたわけです。
地元は磐石の保守王国だから、ごまめの歯軋りにすぎないけど、後に来るものが怖いなと思ったのでした。
今朝の日経土曜版にもちょっと書かれていましたが、ハリケーンで破壊し尽くされた惨状をCNNでライブ中継している途中で、いきなり〇〇〇をぶっ壊せという、例の雄たけびの選挙CMが入るので背筋がぞっ。
アメリカ人も見ているだろうに、何の配慮もされていないのか今も続いていますが、心有る人々は当惑しても、それはそれ人生いろいろですかね。非情さが売りだし。

ブッキングの画集の制作が遅れています。楽しみに待っていらっしゃる方々には申し訳ありません。
ちょうど良い機会なので、20年近く故郷に預けっぱなしになっていて、今まで画集に収録されなかった絵なども入れたくなって、実家から取り寄せたり、再編集をお願いしたりで、予定が変わってしまいました。
私が欲を出したために、ブッキングの方にも読者の皆さんにもご迷惑をおかけしますが、どうぞお許しください。描き下ろしの表紙絵は入稿しました。制作の進行状況などは、ブッキングのブログで確かめてくださいね。よろしくお願いします。

先日、漫画家のTさんと帝劇の「エリザベート」を観てきました。死神が天から降りてきたり主役が棺桶から出たり入ったりで、宝塚とは別の趣で楽しめました。日頃はピア&ウーヴェのオリジナル版CDばかり聞いているので、どうかなと思っていたけど、見応え聞き応え十分の舞台でよかったです。
付き合ってくれたTさんへの返礼は、「徹子の部屋」のヨン様を真面目に見ることでした(笑)。

まだ読んでいる途中ですが「アルジャジーラ・報道の戦争」という本がとても面白いです。
中東のメディア事情など初めて知る事ばかりで興味深いし、何よりも、各国を敵に回し脅迫はおろかミサイルを撃ち込まれても報道を続ける志の高さが凄い。内容が濃いので、仕事が終わったら続きを少しずつ読もうと思っています。最近は小説より内幕ものに読み応えを感じます。年のせいかなあ…。