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日記

2011年12月23日

Flashアニメが変わりました

トップページをご覧の方はお気づきですね。35周年記念のFlashアニメがカラフルに変身しました。
クリスマス&新年バージョンという趣の、華やかで楽しい画面になりました。いかがでしょうか?
制作管理の角谷さま、2バージョンの作成をどうもありがとうございました。
久々のキャラクター人気投票の方も、皆様の沢山のご応募を楽しみにお待ちしています。
景品が今さらのテレホンカード、しかも絵柄が少し古めで申し訳ないですが、実は超のつくレア物なんです。
かなり以前、漫画家デビュー何十周年かの記念に、読者にプレゼントしようと描き下ろしで作ったものが、
なぜかそのままになって、今までずっと机の引き出しの中で眠っていたのでした。
いつ頃の絵柄なのか、忘れっぽい作者より、読者の方のほうが詳しいかもしれませんけど(笑)。
やっとプレゼントの機会がきて嬉しいです。28枚ばかりですが、ご応募、どうぞよろしくお願いします。

例年は飛行機で帰省するのを、今年は新幹線に変えました。N700系のぞみがとても快適で気に入ってしまったんです。
在来線を乗り継いで6時間弱ですが、のんびり参ろうって感じ。この時期飛行機よりお安いのもポイント大。

「ミタ」さん、有終の美でしたね。役者が良いのと、脚本の巧さに引き込まれました。続編は不要ですね。
それにしても、男性がよく土下座をするドラマだったなあ(笑)。

2011年12月15日

お久しぶりでございます

気がつけば12月も半ば。ずいぶん長いことご無沙汰してしまいました。申し訳ありません。
仕事やら何やらで忙しい上に、ドライアイもしんどくて、なかなかパソコンに向かえませんでした。
16日のGOLD発売日の前までには更新しようと思っていたのが、滑り込みセーフな時期になり、本当にすみません。
今回はベテランアシさんの病欠があって、人手不足でかなりきつい進行でしたが、少佐と部長の攻防戦を楽しく描きました。
本誌の表紙はおたくなS藤君のリクエストです。作品ともども、またご感想をお寄せくださいね。楽しみにお待ちしています。
昨日は次の番外編の打ち合わせ。今回出番が数コマだった人たちが活躍する前後編になります。
今日は「Z完全本」に続く35周年記念の「エロイカ本」の打ち合わせで、編集プロダクションの女性たちとお会いしました。
リアルタイムで「エロイカ」を読んでいたお二人なので、きっと読者目線で楽しめる本を作ってくれると期待しています。
今から来年の企画に向かって頑張って取り組みますので、どうぞお楽しみに待っていてくださいね。
さて、大変遅くなってまことに恐縮ですが、サイン会に来てくださった方々に心よりお礼を申し上げます。
すっかりおじさんおばさんになったファンの皆さんにお会いして、共に青春を過ごし、共に年を重ねてきた仲間という感慨に思いを馳せた、渋くて暖かい、いぶし銀のような時間でした。
これからも、自分の職務を全うするために頑張りますので、末永くお付き合いくださいますように、どうぞよろしくお願いいたします。

2011年10月5日

キンモクセイ


自宅マンションの南側にあるミニ・ジャングルには、野生化したキンモクセイが群生しています。
ずっと昔、地面にヒイラギのような葉っぱが生えているなあ、と思っていたのが、その後成長して2~3メートルの高さに。
最近になって咲いたオレンジ色の小花と芳香に、これはキンモクセイの木だったのか、と分かったのでした。
南側のベランダの真正面に、横並びにぼうぼうと延び放題。三階まで到達する香りは、そこはかと匂う程度。
それでも香りを味わいたいので、多少寒くても一日中窓を開けて仕事をしています。ささやかな幸せ。
仕事場への道筋でもキンモクセイがあちこちに。よく剪定された木は、さすがに花も多くて香りも強い。
でも、うちのが一番愛しく思えます。

読者の方々のお悔やみの書き込みに、心から感謝しております。
皆様のお心遣いに、姉もきっと喜んでいることと思います。本当にありがとうございました。
抱腹絶倒のネームを考えていても、ふと、心が向こうに行ってしまうので、気を引き締めて仕事しています。
今回の番外編は、伯爵ラブの二大おやじが密かに計画するパーティーの話。それを阻止する天敵少佐との攻防やらなんやらのドタバタ騒動。に、なるように頑張ります。前シリーズの迷惑老人の次は、脂っぽいおやじ。若いZも出るので、許してやって下さいね(笑)。

2011年9月24日

秋彼岸

台風15号が去った後、すっきりとさわやかな秋の季節がやってきましたね。
先日、台風が東京を直撃していた頃に私は、下関の抜けるような秋空のもとで、ひとりの姉を見送りました。
八年間の闘病と、二ヶ月の自宅での緩和ケアを経て、両親の許へ旅立ってしまいました。まだ67歳でした。
いくつになっても、会うたびに笑い声の絶えない6人姉妹のひとりが、急に去ってしまった寂しさは、時間を追うごとに募っていくことでしょう。お正月にまた会えると思っていたのに…。まだ信じられない気持ちです。
今はただ、長く苦しい病気からやっと解放されて、永遠の安らぎを得てよかったね、と思うしかありません。
彼女はとても明るく愉快な人だったので、私も早く浮上して、これから明るい漫画を描くために頑張ります。
こんな時こそ、思いきり楽しい番外編にするつもりです。
久しぶりの日記が、悲しいことだけでは寂しすぎますね。
明るいニュースとして、このサイトでも35周年記念の特別プランを考えていますので、どうぞお楽しみに。
サイト管理者のK谷氏と「Z完全本」を作り終えたS藤君に、乞うご期待です。よろしくお願いします。

2011年8月28日

「Z」完全版、制作中です。

ゲストブックに沢山の書き込みをありがとうございます。一つ一つ拝読するたびに元気をもらっています。
トルコのアンタルヤからの書き込みには驚きました。彼の地に伯爵が行った事を教えてあげたいものですね。
いろいろなご感想、本当にうれしいです。これからも楽しみにお待ちしていますので、どうぞよろしくお願いします。
先週東京に戻り、早速、編集さんとの打ち合わせと「Z」完全版用のインタビューがありました。
担当のS藤君は、国会図書館まで行って全資料を揃えましたと、おたく精神を爆裂(笑)させているし、
私もダンボール箱を発掘調査して、「Z」関連の小さな予告カットからグッズ用の原稿まで全部提出したので、
完全版と銘打つにふさわしい豪華本を作っていただけそう、と期待しているところです。
その回ごとのカラーページも、描き下ろしカレンダーも再現収録されますので、リアルタイムで読んでいた読者の方々には
往時の懐かしさを、ご存じない方には私が一番元気だった頃の様子を、伝えられればうれしいです。
それにしても、あの頃はよう頑張ったもんだと我ながらため息。若い時期って、ほんとに貴重ですねえ…。
この企画のついでに、次の番外編もZ君を出そうというリクエストもあり、さあ、どうしましょう。
一月号は表紙と巻頭カラーでページ数も多いので、早めの進行で来週にはもう打ち合わせ。ううむ。
最終回で出番がなかったA君(ごめんね)もちゃんと出しますよ。番外編もまた大人数の話になりそう(汗)。