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日記

2011年3月1日

のどかで困った話

激動の2月が怒涛のように去ってしまい、早くも3月になりましたね。
世界が動揺するような大事件はまだ続いていますが、これは狭いベランダの卑小な出来事です。
自宅の南側には、雑木が小規模なジャングルを作っていて、ある寒い日に痩せこけたスズメの姿がありました。
可哀想にと、お米を少しベランダに出しておいたら、いつの間にか消えていたので、また少しづつ出すようにしていたのが、ああ大失敗。
気がつけば、ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラのペアが入れ替わりで飛来して、スズメなどどこにもいません。
あつかましくもお礼にフンをして逃げるので、フン害に憤慨(あまりにもおやじギャグ)。
細菌だらけの野鳥のフンは、マスク・手袋で掃除せねばなりません。自分が撒いた餌とはいえ怒髪天。
でも、ヒヨドリのペアがベランダのフェンス越しに、こっちを覗くのを見ると(すぐ逃げるくせに)、つい仏心が。
啓蟄の春になったら止めようと思いますが、昨日の寒さには虫も引っ込むかも。早く本格的な春になって欲しいものです。
と言いつつ、仕事場では前号に引き続き、まだ寒波のヨーロッパを描いている最中です(笑)。