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日記

2004年12月13日

物悲しい年の暮れ

昨日、フレンド時代の友人のお母様の訃報が届いた。
今年の春、久しぶりに対談で会った友人からは、とても元気に過していると聞いていたので、
もしや百歳まで長生きされるのではと思っていたが、93歳のご逝去だった。
二十代の頃、友人の案内で北海道を旅行した折に、札幌のお宅でお世話になったお母様は、
背筋の伸びた凛とした風情の、娘によく似た美人だったと記憶している。
昔の人らしく働き者で、晩年はご高齢にも関わらず家業の喫茶店を切り盛りしていたとか。
心よりご冥福をお祈りいたします。

こういう訃報が届くと、どうしても自分の親の時の心情を思い出してしまうので、
共に悲しむというのは、こういう事なのかも知れないと、ふと思うのでした。
何やらエッセイ風になりましたが、今年は、友人知人親戚からの「喪中につき」はがきが
例年より多いようで、物悲しい気分になっている今日この頃です。

ところで、ヨーロッパでは「喪中につき」の風習はないそうで、日本の年賀状にあたる
クリスマス・カードは喪中でもやりとりするのだと、ドイツ企業の友人から聞きました。
今まで考えてもみなかったです。宗教文化の違いか、奥の深いテーマかも…。

2004年12月11日

更新作業は進行中です。

今日、トップページにアクセスした方は、趣が変わって驚かれたと思います。
トップと目次とニュースのページが更新されました。素敵な目次ページを作ってくださった
デザイナーさん、どうも有難うございました。トップもかっこいいですね♪
これからも着々と作業は続きますので、皆さんどうぞお楽しみに。私も期待しています。

巷で噂の「エロイカ」の英語版、手に入れた方々の話をちらほら耳にはしていましたが、
昨日、やっと実物が私の所にも届きました。秋田書店にうっかり留まっていたらしい(笑)。
中国語版の「浪漫英雄」も一緒に届いたので、並べて見ると、同じキャラクター達が
漢字と横文字を喋っていて、面白いというか、おかしな気分になりました。
まだ中身はじっくり読んでいませんが、初めて英語を喋る(笑)少佐と伯爵は結構新鮮です。
残念ながら国内では販売されないとかで、洋書屋さんかア〇ゾンなどで、見つけるしかないようです。
興味のある方は頑張ってみてくださいね。ニュアンスの違いを読み比べるのも一興かも。

2004年12月1日

もう12月ですね

プリンセス新年号の「エロイカ」番外編の読み切りを描き終えて、やっと一段落ついたところです。
50ページをぶっ通しで描いて疲労困憊。日記を書く余裕もなかったので、間が空きましてすみません。
昨日、担当Y氏から出来上がった雑誌と刷り出しをもらって見たら、印刷の状態が全体的に薄くかすれて仕上がっていたのでショック。あんなにガシガシ描いたのに、まるで手抜きしたような白い画面(泣)。
少佐の顔が薄ぼんやりなのも、フキダシの線が消えたのも印刷過程が原因、と名誉のために言っておこう。
さて、今回の読みきりは少佐の出まくり編。アウトドア・スタイルが良く似合う新鮮な感じの少佐です。
クリスマスらしいローカルな心温まる物語にしてみました。どうぞお楽しみに。
創刊30周年記念のこの号では、過去に制作された「エロイカ」グッズのプレゼント企画もあります。バインダーやノートやカンペン、レターセットなど懐かしい物ばかり。興味のある方はぜひご応募くださいね。

12月は単行本をまとめる仕事が二件。「エロイカ」の31巻(オール番外編という珍しい巻になります)と、「ウフ」のエッセイ本。発売予定日が来年の2月16日と17日のほぼ同時期発売なので作業もバッティング。
ゴールドのカラー・イラストもあるし、次の連載の構想を練ってネームを作る仕事も控えているし、漫画の仕事がお休みでも、何やら師走らしい忙しさになりそうです。

足指の骨折は、仕事場に通う間に回復しつつあります。きちんとした靴はまだ履けないので、スニーカーや楽なブーツで歩いてます。いろいろな方にご心配をおかけしました。お見舞いをありがとうございました。
これでまた怪我をしたらバカなんで、何事にも油断大敵と肝に銘じましたです。



2004年11月3日

まだまだ発展途上

何やらプロトタイプで発進したかのような感も、なきにしもあらずの公式サイトではありますが、
これからどんどん変貌をとげて行きますので、軌道に乗るまで長い目で暖かく見守ってやって
くださいね。
日立国際さんもデザイナーさんも、漫画の読者に楽しんでもらえるサイト作りに頑張ってくださって
いるので、どうぞよろしくお願いします。

足指の骨折ではご心配をかけてすみません。お見舞いを送ってくださった方々、どうも有難う
ございました。
1月の捻挫の時よりは少し楽なようですが、来週からの仕事場通いを考えると、気も足も
重くなりそう。
その前にネーム作りで、今や真っ青になっている所なのです(泣)。

2004年10月30日

今日は日記の独立記念日

今までESSのHPで間借りさせていただいていた日記を、こちらに引っ越すことになりました。
ESSのHIRAMEさん、長い間お邪魔しましてすみません。どうもありがとうございました。
これからは、こちらで徒然なる日記をご愛読くださいね。
まずはお礼とご挨拶を申し上げます。どうぞよろしく。
ちなみに「LANDHAUS」は、ドイツ語で別荘という意味です。豪邸ではなくて気楽なカントリー
ハウスのようなイメージでタイトルにしてみました。