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日記

2004年4月20日

念のためにお知らせを。

「エロイカより愛をこめて」の30巻目が、今月の22日に発売です。
2,3日前に編集部から荷物がどさっと送ってきて、固まりが色々入っていて、
なんだっけと開けたら、30巻目の束だったんですね。
入稿したのが一ヶ月以上前だったので、本人がすっかり忘れていたという訳でした。
中国語版の「浪漫英雄」の続刊分や、読者プレゼント用の時計やクリア・ファイルなど、
編集部の人も忘れていたというか、まあ、みんな現場が忙しいので、思い出した時に
まとめて送ってくれます。グッズ物は大体作者が余り物、ではないけど、最後に貰います。
終わった事はぽいぽい忘れて次の仕事へGO。なわけで、
自戒をこめて、4月22日の発売日をお知らせしておきますね。

今日の東京はまるで夏の盛り。
こんな気候になると「東京飯店」の冷やし中華を思い出す。
お店の跡地は居酒屋に変わり、往事の面影もなくなった。
忘れっぽい私でも、あの味を懐かしく思う今日の暑さでした。

2004年4月16日

春真っ盛りですね。

いつもながらの月報ですみません。お久しぶりです。
昨日、GW進行で締め切りが早まった「ウフ」の原稿とカットを渡して、
担当者から感謝されたついでに、アナウンスを頼まれたので、ここでお知らせします。
この連載は、好評不評に関係なくあと三回続きます。
書き溜めた文章に、なんやかやを加えて、今年中には一冊にまとめる予定です。
まだ販売会議にかけたわけでもなく、漫画制作の合間をぬっての作業なので、
時期は未定ですが、お楽しみに待っていてください。
文章を書くのはかなりな労力ですが、各地で面白く読んでもらっているようなので、
あと三回、肩こりしながら頑張って書こうと思います。

昨日は今まで延び延びになっていた、日立国際ビジネスとの打ち合わせもしました。
お互いのスケジュールが合わなくて、なかなか決まらなかった事ですが、
夏までにはやっとHPを開設できる運びになりそうです。
きちんとした企業なので
安心です。詳しい事は、後日お知らせします。

5月25日発売の「大和和紀Dreamはいからさんが通る」(講談社刊)三号に、
大和さんと私の対談と、「エロイカより愛をこめて」№2(少佐の初登場編)の
冒頭から37頁までの再録が入ります。
雑誌サイズの綺麗な印刷で、
初々しい少佐と伯爵を見たい方は、どうぞお楽しみに。
私はタメ口の雑談大会が
どんな対談に化けるのか、心配で楽しみなところ(笑)。
彼女が「はいからさん」で
私が「イブ」の頃、夜通し長電話で漫才をやっていた仲でした(遠い目)。

2004年3月7日

日記というより月報の趣ですが。

今日は少し寒いですが、今年ももう3月、春ですねえ。
捻挫した足は、階段の下りや爪先立ちをする時に、少し痛みが残っていますが、
それ以外は普通に歩けるようになって、やれ嬉やです。
伯爵の番外編も、長い連載が終わった後の開放感で、のびのびと楽しく描けました。
意味もなくイケメン(みんな名無し)を描くのが面白くて、気がついたら
いつもより速いペースで仕事が進んでいたなんて、我ながら笑ってしまいます。
その後の「ウフ」も、締め切り間際で担当のKさんにはご迷惑をかけましたが、
予定より文章が沢山書けて、無事に入稿できました。
この勢いで、この先、目白押しの予定をクリアしたい所。
「エロイカ」30巻目の単行本のまとめと描き足し。
マガジンハウスの「リラックス」の仕事道具の取材。
大和和紀さんの「はいからさん」月刊ムック本での対談。
それに、伯爵の次は少佐の番外編のための取材。
これらが、来週に集中しているのです。ああ、確定申告も
あった。ひゃあ。
それぞれについては、ここでまた詳しく書くことにしますが、とりあえず、
少佐の番外編は7,8月号の前後編で、抱腹絶倒な話を描く予定といっておきます。

自宅にカラーテレビ付きのドアホンを取り付けました。
最近のセキュリティ機器って便利。これでちょっと安心。

2004年1月29日

捻挫治療中です。

新年早々、情けないことになっています。
高尾山に初詣に行った時に、下り道で左足首を捻挫してしまいました。
同行の姉と、おしゃべりに熱中した一瞬の油断でした。
その後、足首が腫れ上がるわ痛いわ歩けないわの状態に。
元大学のバレー部の主将だった甥に、冷やして固定して動かすなと教わりましたが、
それまでに、痛いのを我慢して歩いた上に、お風呂で温まっていた間抜けでした。
おかげで、仕事の打ち合わせも友人との新年会も先延ばし。
以前に借りたビデオも返しに行けなくて延滞料がかさむ等、不自由な日々でした。
十日くらい経って、よたよた駅まで辿り着けるようになり、今は駅前の整骨院通い。
まだ階段の上下は辛いし怖いですが(自宅は三階)、平坦な所は大分楽になりました。
でも「治りかけが一番危ないんですよ」と、いかにも柔術家風の施療士に
脅かされて、今日も足首を包帯でぐるぐる巻きに固定されて、帰ってきました。
靭帯が部分的に切れているそうで、きちんと直さないと後でくせになるそうな。
まだ腫れていて普通の靴が履けないので、しばらく遠出は出来ません。
手首でなくて良かったですが、仕事場通勤が始まるまでに
治したいと思います。
足首の捻挫なんて初めての経験なので、この二週間で普通に歩ける事の
ありがたさを、しみじみ感じてしまいました。
みなさんも、日常生活でも注意怠りなくお過しくださいね。一瞬の油断が怪我の元。

2004年1月10日

本年もよろしくお願いします。

2004年の初めての日記です。遅くなってすみません。
昨年のお正月は実家に帰らなかったので、今年は少し長めに、PC環境のない所で、
ゆっくり過ごしてきました。携帯メールは大活躍でしたけど(笑)。
今年も仕事に入ると、あまり勤勉に日記が書けないかも知れませんが、
気長にお付き合いのほど、よろしくお願いします。

例の宝塚の「宙組特集本」、まだ手元に届いていませんが、帰省中に書店で覗いて
見ました。ほぼ予想した通りで、白い軍服がいかにも宝塚風で、少佐も伯爵も漫画より
ずっと美しいので、さぞや彼らも照れたでしょうね。
このお二人のお友達の、貴羽右京さんが下関の出身で、偶然にもお母様が私の姪の職場に
お勤めというご縁で、記念に色紙を頼まれました。
お母様も「エロイカ」にハマってくれたそうなので、私もお礼に(?)友人に誘われた
宙組公演に行く予定です。年季の入った友人に、あれは誰?右京さんはどこ?と、
うるさく聞くことになると思いますけど(笑)。

仕事に入る前の、緊張感のない日記で始まりましたが、
今年もどうぞよろしくお願いします。