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日記

2004年10月29日

またしても足に負傷

今年の1月に左足首を捻挫して治るまで半年以上かかりましたが、つい先日、今度は右足の小指を痛めてしまいました。
NHK−BSの私の出番を全部撮り終えて、読売漫画大賞の最終審査のお役目も果たして、
さあ、これから遅れ気味の本業に邁進せねばと思っていた矢先の出来事。
宅急便が来たので急いで出ようとした時、室内の家具の角に思いっきり足の小指をぶつけてしまったんです。(よくあることですね)
冷却シートで冷やしても、小指が芋虫のように赤く腫れ上がり、痛くて靴もはけず外出もままならない状態に。
差し入れに来てくれた編集長と担当Y氏から、ぜったい病院へ行くべきだと強く勧められたので、
今日、近所の整形外科へ行きました。哀れ小指は骨折していました。ううう。
シップ剤を貼った上に樹脂状のカバーをかけて包帯でぐるぐる巻きにされて、
ああ、これでまた当分靴も履けなくなったのかと、情けなく思った事でした。
今月はトンボ帰りで帰省したり、やたらと慌ただしかったのですが、それが終わった後で良かったというべきか…。
足首の捻挫で始まり、小指の骨折で終わりそうな今年。「そこつ者」と姉に罵られても仕方がないかも(泣)。
みなさまも、室内の事故にはお気をつけてくださいね。






2004年10月14日

読売漫画大賞の審査

世界中から寄せられてきた1コマ漫画の審査のために、昨日読売新聞社まで出掛けてきました。
12人の審査員が8000点以上の応募作の中から800点ほど選ぶのですが、今回が初めての私は、やたら緊張して時間がかかって疲れました。
一目で面白さが感じられる作品もあれば、意味がよく判らず考え込んだりで。
色々な画材で描かれた原画は、それだけで生々しい力のあるものですが、お国柄やセンスの違いで評価が難しくて、他の審査員の方々もお疲れのようでした。
次回の最終審査の日は、さらに激疲れになるらしいので、覚悟せねば…。

新聞社へ行く地下鉄の中で、ヤンチャンの中吊り広告を見て照れましたが、家の近所のコンビニには一冊もなかったです。いつも紐で縛られて数冊あるんですが(その店では、立ち読み防止と教育的配慮で、女性の露出的グラビアのある週刊誌は緊縛されています)。
そういえばヤンチャン担当氏が、花嫁ベールと白い下着はその筋の受けセン
だと言っていたので、的が当ったようですね(笑)。

たった今、日立国際からティザーサイトの公開のお知らせがきました。
私の公式サイトの予告編です。
なかなかクールでかっこよく出来上がりましたので、ぜひご覧下さいませ。詳細についてはまたお知らせします。
URL http://www.aoikeyasuko.com/

2004年10月8日

またもや週末台風。

進路に当る地方の方々はご注意下さいね。東京も本格的な雨降りです。

昨日は、ヤンチャンの担当さんが掲載誌と中吊りポスターを持ってきてくれました。発売は来週火曜ですが、雑誌はもう出来ているんですね。
麗しい(笑)表紙にどきっ。みなさん恥ずかしがらずに買ってくださいね。ご主人やご子息に頼む手もありますし。なかなか新鮮な眺めですよ(笑)。

その後、久しぶりにモー誌のN村さんに会って四方山話。今や韓流はまりまくりの彼女の話題の80%が、冬ソナPeを除外した韓国映画のうんちく大会。
ぜひ観てくれと勧められて、蛍の光が流れるTUTAYAに駆け込んで借りましたよ、今さらながらの「MUSA」のDVD。
韓国の俳優の名前は全然覚えられないですが、アン・ソンギという人が渋くてよかった。最後は「アラモ」かと思ったけど、戦闘シーンが実に素晴らしい。
寡黙で忠実な家来って萌えキャラだったのかと、改めて勉強になりました。
N村さんが絶賛した「殺人の追憶」を次に観ようかなと思っています。

今月と来月は、なぜか物凄い忙しさになってしまっています。
新年号がプリンセス創刊30週記念号ということなので、特別読みきりの番外編を描くことになりました。新シリーズの連載は来年3月号からの予定です。
あれもこれもそれもあるし、担当Y君も忙しいし、この予定で精一杯。
フォーサイスの新作の下巻を読む時間がないのが辛いなあ。

2004年9月30日

夏が過ぎて秋になりました。

またまた間があいてしまった、筆不精ぶりをお許しください。
何か一区切りつかないと日記を書かない傾向があるので反省してます。
昨日、ヤンチャンの担当者が予告入りの今週号と、カラー扉の試し刷りを持ってきました。今週号のヤンチャン、覗いてみてください。
10月12日発売号は、部数を上乗せしたそうなので、ぜひ買ってくださいませ。
爆乳グラビアアイドルと隣り合わせというのも新鮮な衝撃ですよ(笑)。
25頁の短編ですが、短い中にもお話を盛り込んだ手塚テイストに適うように頑張ってみました。少佐も伯爵もジェイムズ君も、BJとちゃんと共演しているので、どうぞお楽しみに。
なお、この原稿は10月28日から宝塚の手塚治虫記念館で、他の先生方のBJ漫画と展示される事になったので、お近くの方はご覧下さい。

「ウフ」の最終回をやっと書き終えました。
「青池保子の創り方」として幼少時からの両親の思い出など、これまでとは趣の違うかなりシブイ内容になりましたが、読んでいただければ幸いです。
文章には漫画を描くのとは違う難しさがあったので、今はほっとした気分です。ご愛読有難うございました。二週間早いですが、先にお礼を言っておきます。

NHKのBSこだわり館という番組の、少女漫画家の特集の企画の中で、私も登場する事になりました。放送は来年一月の予定です。
まんが夜話とは正反対のアプローチでファンの視点で作るそうなので、楽しい
ものになるのではないかと思います。
「エロイカ」の連載をリアルタイムで読んでいた制作の人たちと、さっきまで打ち合わせをしていた所です。詳しい事はまたお知らせします。
その前に、もっとこまめに日記を書かなければと反省、反省。

2004年7月31日

暑中お見舞い申し上げます

新装開店おめでとうございます。
長い事ご無沙汰して申し訳ありません。お久しぶりの日記です。
先日の私めの誕生日には、各地から綺麗なお花をいただきまして、本当にありがとうございました。遅ればせながらお礼を申し上げます。
当日、私は孤独に自宅に引き篭もって、「ウフ」の原稿を暗く寂しく書いておりましたので、たいそう慰められました。
翌日は原稿と引き換えに、「ウフ」の担当者からいただいたのが、目もと用美容液。さすがおばさん担当者、同病相憐れんでにくいぜ、のプレゼントでした(笑)。次回の最終回、これから目もと引き締めて頑張りまっす。

「エロイカ」の次シリーズは秋深しの頃からの予定ですが、その前に、ちょっと風変わりな企画が入ったので、お知らせしておきますね。
今秋から「ブラックジャック」のテレビアニメの放映が始まるそうですが、その記念に、秋田書店の「ヤングチャンピオン」で、毎週いろいろな漫画家のトリビュート漫画を載せるという企画があって、私も参加する事になりました。24頁の読みきりで、あのBJに少佐や伯爵がからむ内容ですが、さて、どんなものになるのやら、これから考えます。
ただ、「プリンセス」でさえ買いにくいと言われているのに、「ヤンチャン」は、表紙からして胸もあらわなグラビアアイドル満載の青少年向け週刊誌。
おじさんはいいけど、おばさんには辛いかも、とちょっと心配なところ。
詳しくはまたお知らせしますので、お楽しみにお待ちくださいね。