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日記

2003年6月5日

いろんな事で忙しかったので。

少し間が空いてしまってすみません。今日から6月の日記です。
先月「ウフ.」のエッセイを編集部にFAXした後、月末は下関に帰省していました。
いろいろ用事を片付けて、今月の頭に東京に戻り、そのままエッセイの手直しをして、
一昨日描き下ろしのカットを2枚渡したところです。
とても神経を使って誌面を作ってくれるので、それなりに時間もかかるようです。
「ウフ.」の事は、今月発売の「プリンセス」のお便り柱にも書いておきましたが、
書店になかったら、マガジンハウスに問い合わせてくださいね。秋田書店では分かりませんので。
問い合わせ先を間違えないように、よろしくお願いします。

昨日は、午後7時頃から喫茶店で秋田書店のY担当氏と、連載の打ち合わせでした。
話し合い自体は順調に行ったけど、その後の話がナンでした。
ここだけの話。会社の意向で8月号から誌面が変わるらしい。それも後ろ向きの方向で。
次代を担うべき若い作家達から、水面下で不満のつぶやきが出てくるかも。
私は、Y氏がとても優秀な担当さんだから、困らせるような事はしたくないので、
気分を盛り上げて、今月の仕事に打ち込むだけですが。
(でも、毎回巻末寄りの指定席って、何やらオマケみたいな気がして
寂しくなる。カラーが付くだけでも感謝すべきなんですけどね…)。
掟破りのグチ話でごめんなさい。だいぶ疲れ気味ですね。明日から頑張って仕事します。

2003年5月24日

ペン入れ作業が終わりました。

22日の夕方に原稿が完成して、4人のアシスタント達が
引き揚げたのと入れ違いに、担当のY氏が受け取りにやって来て、無事に今月の仕事が終わりました。
あとは写植のチェックとお便り柱のコメントと、「プリンセス・ゴールド」の方のカット描きが残るだけです。

「ウフ.」から催促されているので、まだぼんやりした頭を、早く文章書きに切り替えねばなりません。
一回目が少佐について書いたので、二回目は伯爵です。
それには、やはりレッド・ツェッペリンの情報は欠かせないと、ネット上で検索したら、あるわあるわ。
愛情あふれるコアな方々が沢山いらっしゃいました。
私など、おっかけ体質もなく普通のミーハー者で、
どうもすみませんという感じです。
LZのCDを部屋中に鳴り響かせてBGMにしたいけど、家のデッキが音飛びがすごくて逆上しそうになるので、
ひっそりウォークマンで聞いて、とにかく気分を盛り上げよう。
本業が終わっても忙しい。頭が二、三個欲しいですね。

2003年5月19日

「ウフ.」の購入方法について。

マガジンハウス販売部からのお知らせです。


マガジンハウスの雑誌、「ウフ.」ですが、PR誌扱いということで、
大型書店にしか配布されておらず、それも毎月15日の発売日直後、すぐになくなっ
てしまうそうです。書店によっては知らないところもあるとか。漏れなく連載を
読みたい方は5月15日から6月14日までにマガジンハウスの読者サービスセンター
に定期購読を頼むと安全、確実だそうです。また、それより前に申し込んだ方に
は今月号が届いているかもしれませんが、マガジンハウスの「読者サービスセン
ター」に連絡すれば「6月発売から購読」にずらしてくれるそうです。
くわしいことは問い合わせてみてくださいね。

マガジンハウス読者サービスセンター
フリーダイヤル:0120-797-300(10:00〜19:00年中無休)
インターネット:http://www.magazine.co.jp/subscribe/

仕事は大詰めに入っているところです。
今回は少佐と伯爵とジェイムズ君がやたらと登場している
ので、楽しいというか大変というか、
とにかく、締め切りに向かって頑張って描きます。

2003年5月12日

通勤途上の風景

仕事場への途上、砧公園通り沿いに、ペット持込可の小さな喫茶店があります。
オープンエアで、高そうなお犬様を見せびらかすお客達を横目に、前を通過するだけですが、
今日は珍しい犬を見てしまいました。
後頭部から首筋にかけて、白くて長いたてがみが生えていて、それ以外はつやつやの黒い大型犬でした。
動物好きのアシスタントに聞いたら、サルキーというエジプト産の犬だと言ってたけど、本当かなあ…?

早朝の帰り道では、時々、おばさんと散歩中のミニチュア・シュナウザーに出合います。
「空」ちゃんと言う名前で、ごわごわの巻き毛を撫でると
喜ぶ、愛想のよすぎる可愛い犬です。
長期間の仕事は疲れますが、毎日どこかで必ず散歩中の犬に会えるのが、
とても楽しい息抜きになっています。
それにしても、ここは犬の多い町です。
猫は駆逐されたのか、家の奥深く幽閉されているのか?

2003年5月8日

昨日からペン入れです。

昨夜から、仕事場への通勤が始まりました。
アシスタントはまだ二人。これから徐々に増えて行きます。二週間強で原稿が上がれば万々歳。
なんだけどね…。

仕事場の裏手に建っているピンクの豪邸が、
とうとう売り家になっていました。
3年くらい前に完成して、今まで誰も住まない空家のまま
だったので、怪しんでいたら、やはりこの結果。
贅沢な注文建築だったらしいので、より一層、物悲しい。
どんな人が買うんだろうかと、仕事場で野次馬している
ところです。

これから日記に間が空いたら、鬼のように仕事をしている
と思ってくださいね。では、おやすみなさい。